早くもデマの準備をしているようです。


 ちょっと前の記事(4月7日)になりますが、琉球新報がこんな報道をしています。

注視する日米政府 4・25県民大会

政府与党内には、平野博文官房長官に対して「活動家ばかりで5千〜6千人ほどしか集まらない」との見通しを伝え、「県内移設」決着への影響を少なく見積もろうとする動きもある。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-160464-storytopic-220.html


 でたよ! 「活動家ばかり」! 「5千人〜6千人ほどしか」!
 どうやら2007年の10万人を集めた「教科書集会」後に吹き荒れた狂暴なバッシングと、集会の人数4万人だの1万人だのと過少に言いふらしてそれを一定の人々に信じこませた手法*1から学ぶところが大きかったようだ。

 あの時に流れたバッシング・デマは少なくとも当初は、狂犬が噛み付いてきたのにも似た非計画的なものであったと思うが、今度は計画的に行う予定があるそうです。
 まったく・・・・・・。

 まあ、少なくてもこうして事前に知ることができて良かった点は、今度ネット上で「沖縄の県民大会は実は〜」とか言い出す奴に遭遇したらこの記事を示して「あんたは実は政府の思惑通りに踊っているだけなんですよ、盛大に釣られましたね、グッグッグッ」とか言える根拠が一つ出来たことか。特に相手が反民主党だと効果があがるかもしれない。
 この新報の記者もわざわざういうことを書いたということは、当時のことが相当頭に来ているのかもしれないし、今度も同じことが起こるのではないかと危機感を抱いているのかもしれない。

 ・・・・・・まあ、一部の日本人の凶暴性と病的さは、いつもこちらの斜め上を言っているので、役に立つかわからんが。



ちなみにタイトルの言葉は、ある歌の一部で、私がそういう狂暴な日本人に会って、人間と言うものに絶望しかける時に思い出し自分を励ます歌詞の一節。

迷信深く地に入りて 拓くに難き茨道
毒言辛く襲う共 毒手苦しく責むる共
http://www.utagoekissa.com/utagoe.php?title=tominokusari(音が流れます)

*1:この現代にあってわずか数日で歴史が書き換えられたことは、集会の現場にいた一人としてなかなかホラーな経験だった