2010-01-01から1年間の記事一覧

なんだかなぁ〜。

コザ暴動関連でたまたま以下のような意見を見つけたので、プチ批判(あるいは事実誤認の訂正)でもしとく。 ちょっと私はtwitterとかやってないし、またtwitterでの言説への言及の仕方とか(twitter内でやるべきか、トラックバックとか送れるのかとか)がわ…

冬コミいいなー冬コミ!

単なる独り言。

コザ暴動翌日、1970年12月21日沖縄タイムス「記者座談会」(2)

背景と反響B:なんといっても”糸満の婦人れき殺事件”に対する米軍の無罪判決が怒りくるうグループパワーの原因だと思う。群集は異口同音にあれは人種差別だと叫んでいた。アメリカ人は沖縄人をひき殺しても無罪かーの声がとんだこともたしか。今度の暴動では…

コザ暴動翌日、1970年12月21日沖縄タイムス掲載「記者座談会」(1)

事件の状況 ―まず最初にこんどの事件の状況からきこう。一番初めに事件現場についたA君から。A:タクシーで島袋あたりを通っていると瑞慶覧方面からMPカーが二、三台疾走してきて事件では・・・と思ってその後を追うと、現場の”ホテル京都”前24号線で二、三…

コザ暴動40周年。

気がつくとあまりの忙しさに更新停滞しているうちにコザ暴動40周年を迎えてしまいました(汗)。 コザ暴動とは何かと言うと・・・・・・ それは1970年12月20日未明、米軍占領下の沖縄のコザ(現沖縄市)で起こった自然発生的暴動事件。深夜から20日未明にか…

11月読了記録

知事選挙も終わりましたので、バナーはずしました。 辺野古 海のたたかい作者: 浦島悦子出版社/メーカー: インパクト出版会発売日: 2005/12メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (5件) を見る★★★★★ 彼女は、焼け跡以外に何もなかった戦後、…

明日から

また新しい闘いです。 とりあえず、今日は(×日ぶりに)寝ます。 伊波氏を支えた市民のみなさん、あんまり手伝えなくてごめんなさい。お疲れさまでした。 明日になったら、また同じ沖縄の空の下で一緒にがんばりましょう。 それができるなら、まだ何一つ終わ…

「県内移設反対」と「(県内移設反対無き)県外移設」

あまりに仕事が忙しくて、ここ1週間ほど日に2,3時間ほどの仮眠ぐらいしか取れないほど時間がない。 しかし、沖縄知事選挙に向けて、どうしても書いておきたいことがあるので、簡潔にでも書いておく。 今度の選挙の最大の争点が「普天間基地」問題であるの…

「べ、べつにあんたのために黄色くしたんじゃないからね!」

なんか、一部界隈では来る沖縄県知事選挙で伊波洋一氏を応援する意思表示としてブログを伊波陣営のシンボルカラーである黄色に染める動きがあるそうです。 ・・・・・・・・・・・・ってうちのブログも最近黄色になりましたが、単に気分転換で模様替えしよう…

東村高江ヘリパッドに行ってきた

辺野古のことが話題になっていますが、もう一つ(だけじゃないけど)重要なのが、沖縄県北部の東村高江の米軍施設内への新ヘリパッド建設です。 この増設されるヘリパッドは、高江の村を取り囲むような形で建設され、沖縄の水ガメであり豊かな自然を持つ当該…

『琉大物語 1947年-1972年』

[rakuten:book:13588137:detail] 琉球大学。沖縄では略して琉大との名で親しまれている沖縄の国立大学であり、また沖縄にとって初の「最高学府」のことである。そして私の母校(笑) 本書は日本の大学の中でも特異な創立の経緯と歴史を持つこの大学が米軍の…

個人的に苦手なもの

TVで「99年の愛」とか言うのやってて同居人が食事中に見たいというので仕方なく一緒に見ていたが・・・・・・ああゆうの本気で苦手なんだよね。あまりにも日本人の自己愛に満ち満ちていてさ。 アメリカの日系人が歴史に翻弄されたのは確かだが、ならばこそ…

十月読了記録

今月から・読んだ本の五段階評価(絶対評価)に加えて、その中でもおもしろかった順に並べて(相対評価)みる。*1 ・ネタばれにならない程度で印象的な部分を引用してみる(借りてきてもう返してしまった本や特に引用するところの無い本は除外)※引用はあと…

『シマ豆腐紀行 遥かなる<おきなわ豆腐>ロード』

気がつけば、自分はけっこう沖縄関連本や沖縄県産本*1を読んでいるので、他との読書ブログ(・・・このブログは読書ブログだったのか?)と差異化するためにも、「沖縄県産本&沖縄関連本」を紹介するカテゴリを作ってみようかと思います。 ・・・・・・いや…

hagakuressさんへのお返事

※このエントリーは、 http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20101006/1286402342 でのやりとりを経て、 http://d.hatena.ne.jp/poppen38/20100930 に投稿されたid:hagakuressさんのコメントに対する返答です。 大切なのは簡潔な答えより持続的な思考のプロセ…

9月読了記録

なんかあんまり記事を書けないまま9月も終わってしまった・・・・・・、来月こそ・・・・・・。読書は量より質かもしれないが、今はとにかくたくさん読みたい。(でも今月は量質ともにいまいちだった) 翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった (ポプラ文…

今日は「九・一八」ですね

ちょっと仕事が忙しすぎて、三日ほど寝ていません。 こんなに寝ていないのはコミケ前修羅場でもそうめったにないことです。 で、気力がもうほとんどないのですが、今日は9月18日なのでちょっと簡単に書いときます。 1931年9月18日、満州事変が勃発してから今…

『沖縄映画論』「『八月十五夜の茶屋』論」について(1)

沖縄映画論作者: 大嶺沙和,四方田犬彦出版社/メーカー: 作品社発売日: 2008/02/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (10件) を見る 『沖縄映画論』 ネット上のとある書評で紹介されていておもしろそうだったので借りてきた。8…

8月読了記録

野生動物の生きかた (シートン動物記 3)作者: アーネスト・T.シートン,藤原英司出版社/メーカー: 集英社発売日: 1972/02/18メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る★★★★☆ 「鉄道遊撃隊」/知侠(井上隆一訳)/龍渓書房/1980年 ★★★★★配達あ…

ドリアン!ドリアン!

中国のスーパーで見かけた光景。ドリアン山盛り。 あまりの衝撃だったので、スーパーなのにデジカメで撮ってしまった。ちなみに広東省深セン市のスーパーです。 スーパーに限らず6月頃から、広東の街角の果物屋や屋台ではドリアンが大量に売られ始め、街には…

その醜さにつり合うのは・・・(追記)

大学ヘリ墜落事件から6年。沖縄のメディアは毎年この日前後に特集を組むが、今年は例年に比べてあまり無い。 だが、その中でも胸を打つ記事もある。 爆音原告島田さん 本土・報道に不信感 「あなた方は司法よりもたちが悪い。読むに耐えない」。7月の普天…

大学と道路を占領する米軍(侵入編)

一年ぶり(汗)の「米軍ヘリ墜落・占領事件」の続きになりますが、なにしろ今日は事件が起きてから6年目の日ですので、ちょっとだけでも(今後、途中までになっている記事をまた追加していきます)。過去記事は「米軍ヘリ墜落・占領事件」カテゴリーを選択し…

また米兵による事件?(8月11日追記)

第一報らしいですが、「琉球新報」「沖縄タイムス」で米海兵隊員が強制わいせつ罪と住居侵入の現行犯で逮捕されたとのニュースが出ていました。 続報が待たれますが、とりあえず琉球新報と沖縄タイムス記事より。 逮捕容疑は4日午前3時49分ごろ、那覇市…

沖縄に帰ってきました

去年8月より始めた中国暮らしも一応終了し、沖縄に帰ってきました。 まあ、いろいろ名残惜しい中国ですが、基地問題についても気になりますし、やっぱり一度帰るべきかなぁ、と。 で、那覇空港から家に帰るまで、久しぶりに見た沖縄の印象は・・・・・・ 活…

『子どもの本棚』8月号に原稿が掲載されますが

『子どもの本棚』という雑誌の8月号(7月14日発売)の『特集 今沖縄を考える』に原稿が掲載されます。 タイトルは「基地問題の地元はどこか?」。 『子どもの本棚』HP http://homepage3.nifty.com/kodomonohonken/ この原稿は、同ブログ内の2010年1月…

政治的趣味嗜好

数日前、yahooのトップページにあった「マニフェスト診断」やってみました。 これは各項目に対して政党名を隠したまま各政党の「マニフェスト」を掲示し、一つを選ぶことで、自分の考えがどこの政党と相性がいいか診断するというものです。政党名にとらわれ…

1月〜6月

中国に持ち込んだ本および外国語書店などで見つけた本が中心。 源氏物語 巻九 (講談社文庫)作者: 瀬戸内寂聴出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/14メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (10件) を見る★★★★★源氏物語 巻十 (講談社…

今週の芸当

ちょっと、最近あまりの忙しさにこちらのブログの更新はできませんでした。で、まだ忙しくて、今日もブログ書いている場合ではないのですが・・・・・・あまりにアホな新聞社を見かけたので、ちょっとだけ。 今、中国では広東省佛山の本田自動車工場(部品工…

林彪の生まれ故郷に行ってきた(写真追加)

湖北省武漢に行ってきました。 そして、中国革命で活躍した軍人であり、毛沢東の後継者に指名されたけど、いろいろあって林彪事件で死亡し、今は反革命・大叛徒という評価を受けている、ついでに中共が誇るツンデレ・ブラコン・無口無表情キャラである、林彪…

そうだ、武漢行こう(追記あり)

中国でも5月1日から5月5日までは、大型連休です。 もちろん憲法記念日やらなわけではなく、5月1日はだから「メーデー」だから。そして5月4日は子どもの日ならぬ青年節だからお休み。 私はまだ自分の住んでいる街もよく把握していないので、この連休中に街を…